2013-05-23 名古屋城本丸御殿完成式典

5月29日の名古屋城本丸御殿 玄関・表書院公開スタートに先立ち、完成式典と内覧会が行われました。

玄関正面

玄関正面

玄関

玄関

かつてこの本丸御殿には、日本画史上最大の画派「狩野派」の絵師達によって描かれた障壁画が飾られていました。
全体で1300面という膨大な数で、名古屋市では、その障壁画を描かれた当時の鮮やかな色に蘇らせるため、平成4年から復元模写事業に取り組んできました。

表書院

表書院

忠実に復元するため、日本画を学んだ画家たちが狩野派の絵師の用いた技法や素材にこだわり、400年前の感性や流麗な技にせまるべく挑戦しています。

今後のスケジュール

今後のスケジュール

また、見えないところで御殿を支える匠の技も光っています。
例えば玄関の天井板は、板の端を重ね合わせ張り上げていく「羽重ね」の方法でつくられています。
板と板を竹稲子と呼ばれる長さ10cm程度の細長い部材で留めていきます。
竹稲子は、大工さんがひとつひとつ、のみで削って作り上げます。
天井裏に隠れてしまう部分にも施される伝統の技が、御殿を陰から支えています。

是非一度、職人さんたちの伝統の技で作り上げられた本丸御殿をご覧いただき、400年前の空間をお楽しみください。