2012-02-13 環境エネルギー問題対策特別委員会現場視察

中部電力メガーソーラーたけとよへ現場視察に行ってきました。
メガソーラーたけとよは、長野県飯田市にあるメガソーラーいいだに続く2番目の事業用太陽光発電として2011年11月に営業運転を開始しました。
2014年にはメガソーラーしみずの営業運転開始が予定され、国内エネルギー自給率4%の日本にとって貴重な国産エネルギーとして太陽光発電は期待されています。

上空写真

上空写真

今回視察したメガソーラーたけとよは、40億円をかけ、敷地面積14万㎡に約4万枚の太陽光パネルが設置され、発電出力7500kW・想定年間発電量730万kWh発電されます。(一般家庭2000世帯分の年間使用電力量に相当)

太陽光パネル群

太陽光パネル群

太陽光発電は時間帯や天候の影響を受けやすく、年間の設備利用率が12%と低いのが現状です。
他の発電方法に比べると碧南火力発電所1~5号機を合わせると2時間でメガソーラーたけとよの1年間分以上の820万kWhを発電し、浜岡原子力発電所5号機では6時間で828万kWhを発電します。

今後、太陽光、風力、水力、バイオマス発電などの再生可能エネルギーの導入を推進しながら、持続可能で安全で安定的なエネルギー供給のできる世の中を目指してまいります。