名古屋城本丸御殿の復元工事は、平成21年1月にスタートし、平成30年の全体完成に向けて着々と工事が進められています。
現在、玄関・大廊下で、主に屋根部分の木造の組立作業を行っています。
今年が名古屋開府400年という記念すべき年にあわせ、玄関の工事を一時休止し、10月16日~26日の期間限定で工事中の玄関の特別公開が行われます。
完成後には見ることができない天井裏の骨組みや、土壁の下地、床下の様子などを見ることができ、完成後に実際に設置される予定の障壁画復元模写作品も特別に展示されます。
工事は第1期~第3期までに分かれていて、今回特別に玄関の復元工事過程が公開されます。
今後、第2期・第3期と工事が進んでいく中で、工事中の現場の公開が行われると、名古屋城の来場者数の増加にも繋がるのではないでしょうか。
そして完成後は、この本丸御殿が名古屋の観光の目玉の一つとなるようにPRしてまいります。
[追記]
実際に開催期間中、名古屋城の来場者数が8万人で、そのうち45%の3万6千人が復元工事現場を訪れました。