11月定例会が開会され、以下の3つの項目について質問させていただきました。
(1)太陽光発電の導入について
(2)政令指定都市ワースト1返上に向けた取り組みについて
(3)AEDの導入について
太陽光発電の導入については、現在検討中である処分場への導入やその他の事業用地での導入について、設置が可能かどうか質問したところ、具体的に緑区にある大清水処分場と天白区の生物多様性センターの敷地内にあるコンテナ置き場などにおいて、設置の準備を進めていき、年内に募集を開始し、来年の夏ごろの稼動を目指していきますとお答えをいただきました。
設置され発電が始まると、政令市最大級のメガソーラー(想定1000~1200kw)となり、本市の再生可能エネルギーの普及啓発にもつながります。
政令指定都市ワースト1返上に向けた取り組みについては、名古屋市が現在三年連続ワースト1となっている汚名を返上するために、各関係機関との調整、独自でのアンケート調査、また大学生の防犯ボランティア団体と地域の防犯活動に参加するなど、継続的に調査を行ってまいりました。
地域防犯力を向上させるためには、地域で情報を共有・発信し、地域の連帯意識を向上させ、地域ぐるみで取り組んでいくことが必要です。
今回、出会った学生ボランティア団体への支援内容の充実、また区やNAGOYA学生キャンパス「ナゴ校」との連携を図り、学生ボランティア団体の活動の場の拡充や交流の場の提供を関係部署と調整し、取り組んでいくとのお答えをいただきました。
防犯カメラ、街路灯設置などのハード面、若い情熱をもった学生ボランティア団体などのマンパワーを活用した地域防犯力の向上などのソフト面、この両面に取り組み、一日も早いワースト1返上に向け、市長がリーダーシップを発揮するよう要望しました。
AEDの導入については、市民の方から「いつでも利用できるところにAEDを設置してほしい」という、ご要望をいただいたことがきっかけとなり、質問させていただきました。
平成16年7月からAEDの使用について、広く一般市民に認められ、公的な施設や多くの市民が利用する民間施設に対しても、設置拡大の働きかけが行われてまいりました。
AEDに関する講習を受けられた方や、実際に救急現場に居合わせた方による、AEDの使用状況も年々増加しており、今後も一人でも多くの市民の皆さんに対し、AEDに関する知識・技術の普及や、AEDの設置を推進していくことが必要と考えます。
このようなことから、いつでも使える場所として、コンビニエンスストアーのような24時間利用可能な施設への推進を質問したところ、24時間営業しているコンビニエンスストアーなど、身近でわかりやすい施設においても設置が進むよう関係事業者に対し、設置の要請をしていきますとのお答えをいただきました。
これからも、皆さんの声に耳を傾け、継続的に調査・研究を行い、市民と行政のパイプ役として市政向上のため取り組んでまいります。