今週、市長提案の議案に対し各委員会では審議が行われましたが、都市消防委員会に対しては付議議案がないため、7月4日~8日まで所管事務調査として市営住宅の耐震化、消防学校、防災センターの現場視察が行われました。
本来であれば、3月11日に発生した東日本大震災後のさまざまな対応の検証をし、この6月定例会においても都市消防委員会として名古屋市の災害対策について、もっと積極的に議論をしなければならないはずでした。
個人的には、今回付議議案がないということは非常に残念でなりません。
また、本会議場での質問内容や各委員会においてのやり取りをみて、マスコミからは名古屋市議会の審議能力が低下をしているとも言われております。
当たり前のことですが、議員は選挙によって選ばれ、真剣に市民のため、名古屋市政発展のため、是々非々で議論をしなければなりません。
だからこそ、パフォーマンスや政局ありきの目立つ話ばかりではなく、徹底的に調査・研究し、市民生活に直結した将来を見越した議論を行っていかなければなりません。