第3期インターン生、南山大学2年加藤です。
今回は私が担当させていただきます。
9月8日(木)にインターン活動のテーマである「地域防災」についての学習の一環として、名古屋市防災指令センターへ行きました。
また市役所本庁舎、東庁舎の見学をさせていただきました。
名古屋市防災指令センターでは、三分に一回の頻度でかかってくる119番通報を受ける現場を間近で見ることができました。
119番にかけるとすべてこの指令センターにつながるということにも驚きました。。
また3月11日から5月26日まで、被災地で活動された名古屋市の緊急消防援助隊のみなさんのお話も聞かせていただき、余震による津波の心配がある中での救助作業の大変さや、放射能の危険がある現場で活動するために、専門家の方から放射能の講義を受けている写真を見たときに、命がけの現場で活動をしなければいけないのだという緊張感を感じました。
私たちが地震の備えとして、たくさん持ち出し品を準備しただけで満足するのではなく、無理のない備えが重要であるということや、それぞれの家族にあった対策をすべきということも教えていただき、履きなれた靴や常備薬など、日頃の備えの大切さも学ぶことができました。
市役所本庁舎、東庁舎の見学では正庁、屋上、時計台、本会議場、委員会室を見学させていただきました。
正庁には歴代の市長の写真が飾られていて、大理石の壇もあり78年の歴史の重みや気品のある雰囲気に驚きました。
屋上からは名古屋城との調和を図った、四方にらみの鯱と名古屋城を見ることができ、時計台の内部も見学させていただきました。
他の市とは違うこだわりや、歴史のある名古屋市役所について、たくさんのことを勉強させていただきました。
また本会議場と委員会室を見学し説明を受けました。
これまで本会議場だけで全てが決まると思っていましたが、本会議場で市長から提案された議案を各委員会へ送り、そこで議論をしていることを初めて知り、委員会の必要性、重要性を学ぶことができました。
名古屋市では開かれた議会ということで、インターネット中継や録画中継されているので、これからも見ていきたいです。
11月3日には、名古屋市役所と愛知県庁がそろって一般公開を行うそうなので、普段見ることのできない内部をぜひ見にいきたいです。