2015-09-11 平成28年度・予算編成に対する要望活動

9月定例会が開会され、開会日初日、市長に対して、自民党名古屋市会議員団として、平成28年度予算編成に対する要望活動を行いました。

地方こそ、成長の主役。景気回復の実感を、皆様のもとへ着実に確実にお届けするためにも、名古屋市が国と連携し取り組んでいかなければなりません。

現在、名古屋駅周辺においては、2027年リニア中央新幹線の開業に向け、整備が進められていますが、ますますグローバルな都市間競争が激化し都市の国際競争力強化が求められており、名古屋大都市圏の玄関口としてふさわしい、商業・業務拠点を形成するとともに、交通機関相互の乗換利便性向上や歩行者空間の整備を図るなど、強いナゴヤの中枢として、国際レベルのターミナル駅を有した魅力と活力にあふれるまちとなるべく取り組む必要があります。
そのために、まずは名古屋市がリーダーシップを発揮して、これを100年に一度のチャンスとしてとらえ、このリニア開通を契機に名古屋駅、金城ふ頭、中部国際空港を結ぶ一体的な整備を各関係機関と連携を図りながら、本市が将来向かうべき方向を示し、大都市名古屋のまちづくりを進めていかなければなりません。

あわせて、南海トラフ巨大地震の被害想定などを踏まえ、防災対策の充実・強化についても、名古屋市が最優先で取り組まなければならない課題であり、あらたに設置された防災危機管理局が先頭に立って各施策実現のため全市一丸となって取り組み、必要な財源についての確保にも努めなければなりません。

また、こうした課題以外にも福祉、教育、子育てなど、名古屋市が取り組まなければならない課題は山積しています。

少子・高齢化が進み、人口減少が予測されている今後の社会情勢の変化に対応し多様な市民サービスに応えるために、ますます局横断的な取り組みや、限られた人材で市政を着実に推進していくことが求められております。
そのためには、これまで以上に職員の質を高めるとともに、職員のやる気を向上させる必要が求められており、名古屋を発展させ、名古屋市職員としてのプライドを持った職員の育成に努めていかなければなりません。

このたび、政調会長として平成28年度の予算編成にあたり、名古屋市が積極的に取り組むべき具体的な要望事項を、重点要望・局別要望・区別要望別に取りまとめさせていただきました。
市長に対して、これからの厳しい時代を乗り越えるべく、自由民主党名古屋市会議団の要望を新年度予算に反映されることを強く要望させていただきました。