名古屋港管理組合議会で本会議質問をさせていただきました。
質問内容は、名古屋港の港湾計画と名古屋港水族館における命の教育について。
名古屋港水族館は開館以来、生き物の生態を解明し、種の保存を目指して繁殖や保護活動に積極的に力を入れてきました。
中でも特に力を入れてきたのが、絶滅危惧種として知られるウミガメの飼育です。
例えば、アカウミガメの屋内人工繁殖に世界で初めて成功、育成した個体の自然界への放流など、このような活動が認められ、名古屋港水族館の取り組みが『ウミガメの命をつなぐ』と題し、学校の教科書に採用され、全国でこの教科書が採用された小学校4年生を対象に授業も行われています。
水族館館はバーチャルではない、命の大切さをふれあい、感じることができる教育の場です。
答弁では、教科書で授業を履修した愛知県内の小学4年生を対象に、習う時期に合わせた学習ツアー開催などその方策について検討していくとの発言がありました。
名古屋市では、平成28~30年の教科書に採用される予定です。
授業で学び、実際に水族館に来て飼育員さんから直接話を聞き、生まれたばかりの子ガメの命とふれあい、命の大切さを感じ、思いやりの心を育む。
一人でも多くの子どもたちに、名古屋港水族館を訪れてもらえるよう、これからも働きかけてまいります。